2020年2月20日、インターネット広告会社「AeGate(エーゲート)」の社長である高岡賢太郎容疑者(48歳)が、東京地検特捜部に逮捕されました。
容疑は「法人税法違反」。
法人税など、約5900万円を脱税した、という疑いがかけられています。
それだけならば、ある意味「よくある会社経営者による脱税事件」で終わったかもしれませんが、なんとこの高岡賢太郎容疑者、女優・高岡早紀さん(47歳)の実のお兄さんである、ということが逮捕とともに明らかになったのです。
そのため、この事件は一躍日本中から注目を浴びることとなってしまいました。
【高岡早紀の兄・高岡賢太郎容疑者の会社とは?】
高岡賢太郎が社長を務めていた「AeGate(エーゲート)株式会社」とは、インターネット広告会社です。
主な業務としては、スマートフォンなどのモバイルサイトに広告を出稿する「広告代理店事業」、他社商品のプロモーションサイトや求人サイトなどを構築・運用する「WEBインテグレーション事業」、WEBサイト用の記事などさまざまなコンテンツを制作する「WEBコンテンツ制作事業」です。
「AeGate(エーゲート)株式会社」のHPによると、設立日は2009年6月1日、所在地は東京都渋谷区。
資本金は3000万円とのことですから、インターネット広告会社としては大きな会社の部類に含まれる、と言えるかもしれません。
ただ、この「AeGate(エーゲート)株式会社」、会社名だけでは世間一般によく知られている会社ではありません。
インターネットを頻繁に閲覧する方にとっては、「爆サイ.com」を運営していた会社、と聞けば「ああ!」と頷けるかもしれません。
「爆サイ.com」とは「日本最大級のローカルコミュニティ掲示板」として知られるWEBサイトです。
その仕組みを簡単に説明しますと、まず「爆サイ.com」は「北海道版」「東北版」「関東版」から「海外版」まで、地域によって13個に分類されています。
掲示板に書き込む人は、自分の居住する地域や縁の深い地域の情報を各「地域版」に投稿することによって、ユーザー同士で情報の交換や共有ができる、というわけです。
これだけならば同様の掲示板は他にもある、と言えますが、「爆サイ.com」の特徴として、各「地域版」のなかにさらに細分化された「県市町村版」を作成することができる、という点があります。
それによって、他の掲示板よりもさらに細かい地域ごとに情報の交換・共有が可能になっているのです。
そのため「地域密着型掲示板サイト」とも呼ばれ、必然的に書き込まれる情報も地域密着型の話題が多くなっています。
取り扱っている情報は「ニュース速報」「スポーツ」「政治」などといった社会情報的な話題から、「パチンコ」「スロット」のようなギャンブル的な話題、「キャバクラ」「ホスト」「風俗」といったアダルト的な話題など、非常に幅広いものがあります。
「掲示板カテゴリ数は2500以上」と言われ、総投稿数は2020年2月20日時点で間もなく6億件に到達するという状況でしたから、「爆サイ.com」は超大手掲示板サイトとしてインターネットの世界ではとてもよく知られた存在なのです。
【高岡早紀の兄・高岡賢太郎容疑者逮捕の詳細は?】
高岡早紀さんの兄・高岡賢太郎容疑者が逮捕されたのは「法人税法違反」の疑いによってです。
その脱税金額は、法人税など約5900万円。
2016年2月から2018年2月までの2年間に、架空の外注加工費を計上するなどの手口で所得を隠し、法人税の支払いを免れていました。
隠した所得の額は、なんと2億4000万円!
超大手掲示板サイトである「爆サイ.com」の運営によって、いかに多くの広告収入を得ていたのか、ということがわかる金額ですね。
なお、高岡賢太郎容疑者の外注先として脱税を手助けしたとして、別の会社の役員・田中弘章容疑者(49歳)も「法人税法違反ほう助」の疑いで逮捕されています。
高岡賢太郎容疑者は、取り調べに対して容疑を否認しているとのことで、東京地検特捜部と東京国税局は、今後さらに詳しく金の流れを調べる、としています。
【高岡早紀の兄・高岡賢太郎容疑者とはどのような人物?】
高岡早紀さんの兄・高岡賢太郎容疑者が「AeGate(エーゲート)株式会社」を設立したのは2009年です。
それでは、会社設立まで高岡賢太郎容疑者はどのような仕事をしていたのでしょうか?
調べてみたところ、高岡賢太郎容疑者は「元ホスト」だった、という情報が発見できました。
東京の新宿・歌舞伎町のホストクラブ「愛」グループのナンバー2だったとのことです。
「愛」グループと言えば、カリスマホストとして有名な城咲仁さんも所属していた有名ホストクラブです。
そんな有名ホストクラブでナンバー2になれるとは、並大抵のことではありません。
「爆サイ.com」のような、超大手掲示板サイトを運営できるだけの能力は元々持ち合わせている人のようですね。
「AeGate(エーゲート)株式会社」を設立して成功してからの高岡賢太郎容疑者は「家賃
50万円から60万円の高級マンションに暮らしていた」「羽振りがよく、飲食店では多額のお金を使って豪遊していた」「沖縄県に3億円の別荘を所有していた」などという話もあります。
多額のお金を稼いでいるのだから当然、と言えるかもしれませんが、かなり金使いが荒かった、とも言えます。
こういった高岡賢太郎容疑者の性格が、今回のような脱税事件を起こしてしまった一つの原因なのかもしれません。
【女優・高岡早紀の経歴は?】
今回の高岡賢太郎容疑者逮捕事件によって、とばっちりを受けたとも言えるのが実の妹であり女優の高岡早紀さんです。
【高岡早紀のプロフィール】
本名:高岡佐紀子(たかおか さきこ)
生年月日:1972年12月3日
出身地:神奈川県藤沢市
身長:163㎝
出身高校:堀越高等学校
子どもの頃からクラシックバレエを習い、雑誌『セブンティーン』でモデルとしての活動をスタート。
14歳の時に「第3回シンデレラ・コンテスト」において、4600人の中から優勝し、芸能界入りしています。
まだ堀越高等学校に在学中の1988年にデビュー曲『真夜中のサブリナ』をリリース、1989年に映画『cfガール』でスクリーンデビュー。
1990年の映画『バタアシ金魚』では第5回高崎映画祭で「ベストアイドル賞」を受賞するなど、順調にキャリアを積み重ね、これまでに出演してきたテレビドラマ・映画は数知れない「売れっ子女優」としての地位を築き上げてきました。
特に印象深いのは、1995年に放送された歯磨き粉『アパガード』のCMかもしれません。
俳優・東幹久さんと共演し、「芸能人は歯が命」のキャッチフレーズは流行語にもなりました。
また、男性にとっては1994年の映画『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で披露された、美しいヌードも忘れられないでしょう。
さらに1995年に発行された初のヘアヌード写真集『one,two,three』は、発行部数40万部とも言われ、現在とは時代が違うとは言っても桁外れの部数です。
高岡早紀さんの美しいプロポーションに、豊満なバストやアンダーヘアまでもが惜しげもなく晒されている写真集であり、「お世話になりました」という男性も多いのではないでしょうか。
【高岡早紀と関係のあった男性は数多い?】
そんな女優・高岡早紀さんですが、関係があった男性も実は数多くいるのです。
まずは1996年に俳優の保坂尚希さんと結婚していますが、2004年に離婚。
その2004年にはミュージシャンの布袋寅泰さんとの噂が流れ、2005年には俳優の松尾スズキさん、2006年に俳優の中村獅童さん、2007年に歌舞伎役者の市川海老蔵さん、2009年に俳優の堤真一さん……。
他にも、毎年のようにさまざまな男性との噂が流れています。
そのためか「魔性の女」などという呼び方をされてしまうことも……。
美しすぎる女優さんですから、数々の男性が高岡早紀さんに心惹かれてしまっても仕方がないのかもしれません。
何よりも、そんなにも多くの男性と噂になりながらも継続的に数々のテレビドラマや映画に出演しているのですから、それも一流女優の証明とも言えるのではないでしょうか。
【まとめ】
実の兄が逮捕される、という事態になってしまった女優・高岡早紀さんですが、事件後の2020年2月21日にはインスタグラムを更新しています。
事件について触れるものではありませんでしたが、笑顔でワイングラスを傾ける、という写真にファンからは安心や応援のコメントが相次いでいるようです。
血のつながった兄とは言っても、高岡早紀さん自身にはこの事件に対して責任はありません。
今後もテレビドラマや映画で、その美しい姿を見せてほしいものですね!